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1日目 2010年9月14日 晴れ


嫁と子どもに見送られて、朝一番の福岡発で成田へ出発。
天気もよく気持ちいい、「きっと良い買付け旅行になるぞ。」と予感を感じつつ成田へ。


■ 両替 ■
成田空港内で現地について必要な最低限のお金を両替。
いままでの海外旅行は、現地での両替がレートが良かったので今回もそのつもりだった。
でも実はこの成田でのレートが一番よかった。
後にパリでレートの良い両替所を探すのに苦労したのだが、もちろんこのときは知らなかったので両替したのも最低限だけ。
のんきに「今はユーロが安くて良いねぇ」とか考えてた。

ちなみにこのときのレートは
成田空港→111.3円/1ユーロ
シャルルドゴール空港→119.5円/1ユーロ
パリ市内(もっとも安かったところ)→111.9円/1ユーロ
パリ市内(もっとも高かったところ)→124.3円/1ユーロ
買い付けの時にはレートも非常に重要なところ、気をつけねば・・・


■ 買付け荷物 ■
今回買付する予定ものは小物類と生地やレース、あとはカード類となるので量的にはそこまで大きくなることは無い。
大体大きめのスーツケース1つ分で収まるくらいになると予想していた。

どういった方法で持ち帰るのが一番良いかということで考えてみると
1.飛行機の預け荷物として追加料金を払って、自分で持ち帰る
2.宅急便や郵便で送る。(エアー便は高いのでシップ便となる)

実際に追加の荷物で持ち込むのにいくらかかるのか、今回利用したブリティッシュエアラインのカウンターで確認。
ちなみに追加料金は荷物を途中の空港で受け取りしなければ、最初に乗る航空会社規定の追加料金で、支払いは荷物を預けるときになっている。
ブリティッシュの場合は荷物が2個になった場合、日本円で約5000円とのこと。
(※BAの場合エコノミークラスは手荷物1つ+PC or ポーチなど+預ける荷物1つが基準。それ以上になると追加料金が必要。預け荷物は1つ32キロまで。)
ちなみに帰りに実際にフランスのシャルルドゴール空港で払った金額は、1エキストラバックで48ユーロ。

郵便や宅急便で送ると最低でも大きなダンボール箱2つ以上になるだろうから、荷物の追加料金と同等か、少し高い程度かな。
シップ便は届くまで時間がかかることもあるので、追加料金を払って持ち帰ることに決定。

■ ヒースロー空港 ■
ロンドン・ヒースロー空港は今回初めてだったけど、実は飛行機が遅れるので有名らしい。
もちろん今回もロンドン・ヒースロー空港への到着が50分遅れ、乗り換え便への手続きも必然的にすべてダッシュ。
その後のパリ行きの便も遅れて、到着は予定より1時間半遅れ。

隣の席にいた日本人の夫婦が、子供が住んでいるところに行くのにTGVを使う予定でチケットを買っていたのに、時間に間に合わなかったからそのチケットは使えず、かわいそうにチケットの買いなおしに・・・


2日目 2010年9月15日 雨のち晴れ


■ パリの地下鉄『メトロ』 ■
移動はもっぱらこのメトロを利用しているのけど、この古い通路や雑な感じがする地下鉄が結構お気に入り。
初めて乗ったときは、自分で降りたい駅で自分で扉を開けないといけなかったり、電車がまだ止まりきっていないのに降りていく人がいたり、さらにはタバコを吸いながら地下鉄を運転している人を見てびっくりした。
さすがというか、何というか・・・
日本ではないですねぇ。
通路の中でパフォーマンスをする人もよく見かけるのですが、バンドの演奏は特に音がひびいてカッコイイ。
なんだか、全体の雰囲気が好きかな。


■ モンマルトル地区 ■
この日はモンマルトル地区の生地屋街で買いつけ。
到着後の腹ごしらえで、サクレクール寺院の目の前で朝食『バゲットサンドとビール』。
オムレツバゲットサンド、ここのバゲットは残念ながらイマイチの味だったが、朝から飲むビールはうまい。


■ エバーノート ■
今回はスマートフォン(ドコモのエクスペリア)を使って、『エバーノート』というソフトで日本にいる店長とやり取りしながらの買付けを計画。

方法は
① 買付けしたい商品が置いてある店舗を回る。
② そのなかで目がついた商品があればエクスペリアで写真や動画をとり、それに金額や雰囲気をコメントにつけてエバーノートにアップ。
③ アップしたことを日本にいる店長の携帯にエバーノートをアップしたことをメールで知らせる。
④ 日本にいる店長がPCでエバーノートを確認して、その内容に対する回答をそのままエバーノートにアップ。
⑤ 日本にいる店長から、こちらのエクスペリアにアップしたことをメールで知らせる。

流れはこんな感じ。

目に付いた商品をエバーノートにアップして、別の店舗を回っている間に返事がある。
リアルタイムだから、これなら日本にいる店長と一緒に商品を選んでいるような気分になれる。
写真も十分な解像度で送れるし、そのたびコメントも入れることができるので混乱することもないし、後々の記録にもなってすごく便利。
動画は特に状態が伝わりやすくて良いといってた。

ちょうど今月からドコモの海外パケホーダイスタート、しかもお試し期間中で安い(1480円/1日)ということもあり、通信料金も抑えることが出来た。

モンマルトル地区はたくさんの生地屋がならぶ場所。全部で30件ほどの生地屋が並んでいる。
その生地屋街の店を1件々回り商品をチェック、めぼしい商品の写真や動画とともに金額や質感のコメントをつけてエバーノートにアップ。
どれをどれくらい購入するかなど、メールにて相談し購入。
エバーノートなかなか良いぞ。

※興味があるかたはこちら「エバーノート」

■ 買付け ■
1箇所の買付け量の目安は、自分がとりあえず持てる限界の重さになるまで。
生地は見た目軽そうだが、全部で30mともなるとかなり重たい、このあたりが限界。

購入するときはもちろん全ての店で値引き交渉をしながら買う。
これも買付けの楽しみのひとつ。店員さんもいろんな人がいるから、そのリアクションをみるのも面白い。


3日目 2010年9月16日 晴れ


■ 写真 ■
今回の買付け旅行での目的のひとつは写真を撮ること。
サイトの中で使う写真も自前なので、こういった写真は将来役に立つ。
カメラの腕はさておいて、出来るだけたくさんの写真をとれば、中にはいいものも入っているはず。
この日はエッフェル塔、凱旋門や街中の写真をとりにいった。
エッフェル塔、凱旋門はどちらも街の観光名所だけあってたくさんの人。

写真をとっていて思ったのけど、前回パリに来たのは2月で観光客も少なかった。
また寒い時期で、街で見かける人々もみんなお洒落していて『パリだな~。カッコイイな~。おしゃれだな~』とか思ったけど、今回は観光客が沢山。まだ温かい時期だからか短パンにTシャツの人も多い。
お洒落な人がすごく少なく感じた。
パリの街中で写真を撮るのであれば、絵になるのは寒い時期かなと思う。

■ 生地屋での買付け ■
この日の買付けは日本で事前にインターネットで下調べしていた3件の生地屋を回った。
まずはパリ市内の大きな手芸店『Mode and Travaux』。
残念ながらここではほしい物はみつけられなかった。
品揃えは日本の『サンカクヤ』のような感じだった。

2件目は『Bouchara Haussman』。
わりと大きな店で、レースなどを扱っているという情報だったが住所に行くと店がない。
建物の写真を確認するとその建物はなんと『H&M』に。
別の場所に移転したのか、つぶれてしまったのかはわからなかった。

3件目は『Jemtex』。
この店は高級レースなどを扱う店で、レースと生地を何点か購入。
生地は今までにあまり見かけなかったものがあり、レースも柄が良いものがあったので購入。

店の前で店舗の写真を撮っていたら、店の前にバイクを停めていたおじさんが、『どうだ、俺のバイクかっこいいだろう。』とニコニコしながら話しかけてきた。
とりあえず『YES』と言っといた。

■ インターネットの情報 ■
買付け前の下調べはインターネットが中心となり、なかには情報が古いものも混じっている。行ってみたら店がない、目的の物が無いなんてある意味当たり前ではある。
そのなかで、いいところだけ選んでいくためには歩いて歩いて探す。

結局は足で探すと言うことですね。
今回はスマートフォンの利用があったから、ナビも使えて道に迷うことはほとんど無かった。
何もかもが便利と実感。

空いた時間に街を歩きながら、ウエディングドレスの店のウインドウを見てまわった。
かなり凝ったレースでデザインされているものを多く見かけた。
このデザインを参考に、またウエディングアルバムや証明書などのグッズのデザインも考えたいと思う。


4日目 2010年9月17日 晴れ


■ 美術館 ■
せっかくのパリなので、美術館に行く時間を取った。
前回パリに来た時は「ベルサイユ宮殿」「シャンティティ城」「ノートルダム大聖堂」「オペラ座」と、街中にある小さな教会を見てまわったのだが、美術館には行けてなかった。

今回行ったのはオルセー美術館とルーブル美術館。
ルーブル美術館はやはり人が多く、1度目に行った時はかなりの人が並んでいたので、素通りしてオルセーに。
オルセー美術館はオルレアン鉄道の終着駅だった建物をそのまま利用している美術館。
展示物は1848~1914年の物で、、ゴッホやモネなどの作品がある。
オルセー美術館内を3時間ほど見てまわった。

オルセー美術館は以前内部での写真撮影もOKだったらしいが、現在は写真・ビデオ撮影禁止になっている。
インターネット上に作品の写真があり、利用したい時はそちらからとなっているらしい。


ルーブル美術館は古代~1857年の作品を展示してある。30万点以上の作品があり、『モナリザ』や『ミロのヴィーナス』をまじめ世界の美術品を展示。

ルーブル美術館はとりあえず広かった。
とても1日で回れる広さでなく、今回は絵画のコーナーを中心に見てまわった。

ヨーロッパの古い絵画はすごく迫力がある。
その大きさや、質感、表現力などどれも圧巻される。

さらにビックリするのは、ほとんどの絵画は目の前で見ることが出来、触ろうと思えば手が届く状態にあること。

でも、モナリザだけは近寄れないようになっていた。
表面にガラスが入った額に入っていて、2mほどはなれたところで柵で囲われている。
しかもその柵の目の前はたくさんの人だかりで、じっくり見ることができない状態になってた。


■ アパルトメント ■
今回はステイ先にアパルトメントを始めて利用してみた。
アパルトメントとはアパートのことで、パリではアパートの一室に家電や食器などをそろえて、日・週・月単位で貸してくれるところがたくさんある。

アパルトメントとホテルを比べてみると、(ちなみにどちらも高級なところは知りませんが)

アパルトメントの良い所は
『キッチン・食器がついているので自分で料理が出来る。』
『荷物を広げるスペースがある。』
『現地に住んでいる気分になれる。』
『洗濯機が部屋についていて、いつでも洗濯できる。』
かな。

実際に部屋をみてみると、 利用料金は割高な気がするが、気分を楽しむのにはいいと思う。

当初の予定では『朝マルシェで買い物して、夜飯は現地の食材を使ってワインでも飲みながら、料理』なんて思っていたのだが、時間と体力の問題ですっかり電子レンジのお世話になることに・・・

短期でアパルトメントを利用するのであれば、二人以上で泊まるのにはすごくよさそう。
誰かが待っている部屋に帰れたり、一緒に食事を作ったりできれば、さらにそこに住んでいる気分がUPして味わえてかなり楽しそう。

アパルトメントでひとつつらかったのは、古い建物なのでエレベーターはもちろん無く、フランスの古い建物によくある狭い螺旋階段。これで5階ともなると荷物を持っての昇り降りが大変。

また、最近はホテルでもアパルトメントでも日本の固定電話への発信無料の電話やWIFIがついているところが多いようで、今回はこれもすごく助かった。


5日目 2010年9月18日 晴れ


■ 食事 ■
アパルトメントを利用したので、部屋に電子レンジがありとても助かったのだが、こちらのレトルト食品はなかなかおいしい。
板状のパスタにミートソースがかかった「Tagliatelles Bolofnaise」、ポテトとベーコンにホワイトソースがかかったもの、どちらもとても美味しかった。
値段も1つ4ユーロ前後でリーズナブル。
これにパンとワインがあれば、結構、結構。


せっかくフランスに来たのだから、贅沢にフランス料理のコースを食べに行きたいと思うところだけど、パリでの外食は非常に高い。
市内中心部は観光シーズンともなるとかなり混んでいて、1人で食べにいって嫌な顔されたこともがあり、今回外食は控えめ。

外食は プチ贅沢でムール貝を食べに行ったくらい。
ムール貝はふつうにワイン蒸しもおいしいのだが、今回食べたのは「グラタン風」。これがすごく美味しかった。
お店はこちらで有名なチェーン店の『Leon de Bruxelles』。
オリジナルビールはいけてないけど、このグラタン風のムール貝は本当にお勧め。


日本もそうなんだけど、パリでも色んな国の料理を食べることが出来る。
しかもほとんどがフランス料理より安く食べれる。
「ジャパニーズ」「イタリアン」「ターキー」「チャイニーズ」「インド料理」「ベトナム料理」etc

今回利用したアパルトメントの会社で働いている、フランス人の方におすすめのレストランを聞いたら
「パリ市内のフランス料理は高いところが多すぎる。安くていいところもあるのだが、フランス語がわからないとオーダーが難しい。(ちなみに自分はフランス語できません。)一番のおすすめはジャパニーズで、金額もそんなに高くなく、味も美味しい。あとはケバブかな。フランス料理も郊外に行けば安くておいしいところがあるよ。」との答え。

とりあえずケバブは食べた、5ユーロでお腹いっぱい。たしかにリーズナブル。


■ クリニャンクールの蚤の市 ■
ここの蚤の市はとても広く、パリのなかでは最大規模の蚤の市。
露天商が約3000軒あり、家具や食器・美術品・雑貨・骨董品・アクセサリーなどなど、たくさんの商品が並んでいる。
中には本当にガラクタにしか見えないものから、とても手が出ない高級品までさまざま。
色々なものを見れるので、ぶらっと見に来るだけでも楽しい。
毎週土曜日~月曜日開催



ここでもまたエバーノートが活躍。
目的の店を一通りチェックして日本にいる店長に相談。

特に店長がすきそうなベビードレスなどが置いてある店を発見し、動画を送ったときは店長興奮。
前回ここに来たときには無かった店で、きれいな商品がそろっていた。


その後色々な店を回りアンティークレースやハンカチ、小物入れやアンティークカードなどを購入。
陶器の小物いれはわりと状態が良いものが揃っている店を発見できた。
アンティークレースは取り扱う店が前回より少なくなっているように感じたのだが、よく見てみるとシャッターが閉まったままの店舗が多いようで、全体的に4年前よりさびしい感じになってた。

買付途中に無茶な値引きを要求している観光客を見かけたのだが、そういったことも影響しているのかな。


6日目 2010年9月19日 晴れ


■ ヴァンブの蚤の市 ■
ここには4年前もきたのだが、そのときには古い大工道具や雑貨、アンティークのレースなどを置いているところがあり、小規模だがおもしろい蚤の市だった。
しかし今回来てみると、アンティーク系の古いものは一切なく、商品は家庭にありそうな、いらなくなったCDや洋服・古い携帯電話や子供のおもちゃなどがほとんど。
もともと小規模だったが、さらに小さくなっている。
古いものを安く仕入れるのも、次第に難しくなっているのかな。


今回も歩きっぱなしのハードスケジュールだった。
でも良いか物も出来たし、充実していたと自己満足。
後りの時間はリラックスする時間と、写真を撮りながら街をぶらぶらする時間に。
街を歩いている時に思ったけど、飛行機雲が多い。
写真とってたらあっちこっちに写ってる。なんだがいいよね。



途中公園で休憩していると、よっぽど暇そうに見えたのか2~3歳くらいの子がボールをもってきて『一緒に遊ぼうと。』というような仕草をしてきた。
近くにいたお母さんを見るとこっちを見て笑っていたので、しばらく一緒にボールなげして遊んだ。

やっぱり子供の癒し効果は大きい、それまで緊張してた気持ちもすっかりリラックスできた。




7日目 2010年9月20~21日



■ 帰国の日 ■
帰りの飛行機は月曜日の便ということもあってか、シャルルドゴール空港内はすごい人。
チェックインカウンターと出国検査のところに人があふれていた。
こちらはセキュリティーチェックも厳重なため、なかなか人が流れない。
チェックインから出国手続きまでに2時間くらいかかった。
こんな調子じゃ出発も遅れるだろうとおもっていたが、やっぱりパリ→ロンドン便の出発が遅れる。

■ 隣の席 ■
一人で旅行する時は、飛行機で隣にどんな人が座るかでも気分が全然ちがってくる。
今回は行きの成田→イギリス便が日本人のご夫婦で、フランスに住んでいる息子さんのところに行かれる途中だった。
イギリス→パリは隣の席のひとは多分フランス人男性だと思うが、そのひとはずっと寝ていて何も話をしていない。

帰りの便のパリ→イギリス便の飛行機の中で隣の席になったのが『ファビアン』というフランス人男性。
彼は奥さんが日本人で、いま奥さんが親の具合が悪いということで子供たちを連れて日本に帰っていて、それで3週間ほど日本に行くとのこと。

彼も同じロンドン→成田へ行く便に乗る予定だった。しかし、ロンドン着が遅れ2人とも乗り換え便に乗ることが出来なかった。
この成田便への乗り換え予定だったのは自分達2人だけだったようで、別の便を手配してもらうことになったのだが、空港の中でそれぞれ次の便まで5~6時間待たされることになった。

彼と一緒に飯を食べにいったり雑談したりで、その待ち時間を過ごしたのだが、これも偶然隣の席がフランクに話しかけてくれる彼だったから楽しく過ごすことができたわけで、その点ではすごくラッキーだったと思う。

これが1人だったらどれだけさびしい気持ちになるか・・

そういえば彼が言った言葉のなかで、一番印象に残っているのが「イングリッシュフードはマズイ。イングリッシュフードで美味いものは食べたことが無い。唯一美味いのはフィッシュ&チップスだけ。」
もちろん彼と一緒に食べたのはフィッシュ&チップス。飲み物はビールだった。


結局部屋をでて、日本の自宅まで戻る移動時間が32時間(>_<)
でも 良い買い物もできたし、いい出会いもあって楽しい買付け旅行だった。

買い付けた商品たちはモノホワイト店長がデザインして商品化し、順次アップしていくのでお楽しみに。
小物やそのままで出せる商品は、できるだけ早くアップしたいと思います。



(C)MonoWhite.net